2010秋田の夏総集編

Category : 秋田・東北
11日の田舎もNET発信をプロローグとして、帰宅後の14日からこの2010夏秋田シリーズを二週間投稿してきました。

温泉貸切 ひなびさ がスタートで。
栗駒国定公園① と 栗駒国定公園② 自然の素晴らしさ・雄大さ
岩手わしの尾 秋田の食材とのコラボ
台風一過と朝食 健康的な秋田の食事
国産和牛三梨牛を ブランド牛をお安く
文化と田舎の混雑 新しい試みと道の駅ブーム
伝統の羽後町へ 伝える事の目的・意味
稲庭うどんも色々 企業努力
渋滞知らず 渋滞回避
秋田のお土産は 色々な選び方
traditionとは  継承を考える

緑の字は副題のつもりです。

本日14回目でこのシリーズのエピローグにしたいと思います。

そう言えば昨年9月の北海道一人旅の際も、14回シリーズで最後に
北海道総集編を。
北海道大空町のひまわり
その時の一番の思い出のひまわり画像は部屋にあります。

ブログの目的の一つは自分の日記ですからまとめてみる事も重要と。
その総集編の時はこんなコメントを秋田のアキハルさん甲子園のMMさんからそれぞれ頂戴しました。
『マメだな~って(秋田弁で真面目?根気強い?)』や『きちんと整理して書かれてあるので、一目瞭然』。
同じブログを継続して見ていると、発信者の傾向・思考が分かってくるのでしょうか。

整理しNET発信する事が、自分の中の記憶・記録として残すだけでなく、その情報を知らない方にもしかしたら伝わる・共感してもらえると思っているからです。
実質三日間の滞在で13回もネタにしてしまいました。
今回の各記事作成に約一時間以上かかっても、途中で嫌にならなかったのはこういう事が好きなんでしょう。

さて本シリーズ最後の本題へ。
今回の総集編を飾る画像として用意したのは、このンボール箱の中身です。
兄手作りのダンボール箱
ダンボール箱は兄に頼んだ手作りなんです。仮に桐の木箱で四国(徳島)の業者に作ってもらうと弐万円前後とか。

今回の一番の主役画像で『阿部家の歴史』と題しました。

二尺の大鉢

二尺の大鉢は漆器の塗料である天然漆こねる道具でした。
何十年と漆を染み込んだ鉢の色は天然漆色のままですね。
通常漆器はこういう鉢の中に高価な天然漆をこねてからろ過してから、特殊顔料を混ぜて黒や朱の色を出していきます。日本画と同じような手法ですね。

素材は橡(とち)の木の大きな原木で、それを木地師さんに刳り貫いてもらったようです。
大きさは外径で二尺(61㌢)・高さは16㌢で、重量は5.5㌔。
外経2尺
おそらく実家で50年ほど前に購入し、今の時代ならこの段階で10~15万円以上でしょう。

実家にとって歴史ある鉢を父から兄からプレゼントされたのは、
父は『この鉢で4人の子供を育てる為に稼がせてもらった。』と感慨深げでした。
兄は『蕎麦打ち用によければ使ってほしい。』
今は漆の調合方法が変わり使わなくなって保管していたようで、血を受け継ぐ私に使って欲しいと。

小さな小さな阿部始漆器店の礎を父と兄で歩んできた鉢で、一部破損し父が補修した後も残っています。
そんな鉢をもらった事で、我が家にもお宝発見が出来たような気分で、もしかしたら今から形見分けかもしれません。

兄に『もし黒内朱で塗ってもらうと幾ら・・・?3~5万?』と聞くと、即座に『塗りたくない。』却下されました。
鉢の大きさと重量だけでも大変なのに、漆の塗り斑(むら)や埃対策で表面の塗りの品質を維持させるのは厳しいようです。

これで現在持っているのは合わせて三鉢になりました。
持っている鉢は
左から順に36㌢(約五人前用)、50㌢(約十人前用)と今回(約十五~二十人前用)のです。
内二つは天然木でしかも本漆塗りと、今の腕なら道具に負けてしまうかも知れません。

川連塗りフェアが湯沢市川連漆器伝統工芸館でこの10月15~18日(金~月)開催されます。
川連塗りフェア
多くの伝統工芸師さんの作品が並びますよ。おそらく兄のも。

横手のアキハルさんが昨年のフェアを取材してくれました。
もし時間があるなら、ちょっと立ち寄って見てください。

厳しい時代はまだまだ続きますが、商売をする実家には何とか生き残って欲しいと思うのは誰もがもつ感情でしょう。
阿部始漆器店代表商品

私も実家から鉢をもらった事で更なる精進を心の中で誓いました。

そして皆さん宜しければこれから紅葉が綺麗で、食欲の秋の食材豊富な北東北・くつろぎの秋田へのご訪問をお待ちしております。
どうぞ秋田へ

今日でこのシリーズを終えますが、秋田応援の気持ちで羽後町【秋田の地酒 えのもとさん】ブログと【湯沢雄勝観光ブログ「こ・ま・ち」】を右側のリンク欄に追加しました。
秋田の良さを多くの方に伝えられればなぁと。

改めて今回のシリーズへのご訪問に感謝致します。

それにしても14回シリーズの作成延べ時間は一日以上と大変でした。 けど、振り返りながら原稿を作るのは旅行記をまとめているようで楽しかったですよ。

Comment

No title

まずは、リンクを貼ってくださり、ありがとうございます。

お兄様の素敵な贈り物ですね。
こんな風に、色がはげているところが、使いこんだ歴史を感じさせてくれます。
そして、こんな立派なお道具を使える可能性のある蕎麦打ちをしている事そのものにも、何かしら、運命のようなものを感じないでいられません。

この記事を読んで、我が家にある漆塗りの額と食卓を写真におさめてみました。照明が反射して、いい写真が撮れなかったので、また、後日、うまく、撮れたら、記事にしてみたいと思っています。

MMさんお早う御座います。

リンクの件はいつものことですので、気になさらないで下さい。
父と兄からのプレゼントで、明日の蕎麦打ち補習日にでも使ってみようかと思っています。
色ははげているんでなくて、底の部分は薄く付き回りは濃い目に付いているんですよ。
蕎麦打ちと実家の家業の道具が、ここまで関連するとは思っていませんでした。

確かに漆器は反射するので、自然光のまま感度を上げて撮影したほうが良いかもしれませんね。
今度記事にしてみて下さい。
楽しみにしています。

3日で14回の投稿!

蕎麦打ちさん、お久です。
秋田への旅は有意義なものになったようですね。それにしても3日で14回の投稿。ネタ豊富であったということは、中身が濃かったのですね。
故郷は 遠くにありてこそ 有り難きかな
蕎麦打ちさんも、今回の旅で改めて故郷の良さを実感されたのでは。
暑い日が続きます。お体、大切に。
& まだまだ暑気払いができますね。そのうちに、ぜひ、、、。

Re: 3日で14回の投稿!

honeycamiyaさんコメント有難う御座います。
一人での帰省だったので、マイペースであちこち行き・撮影も出来ました。
作ろうと思えばもっと出来たかもしれませんが、これくらいがほどほどかと。

年に数回しか行けない・行かない故郷なので、確かに『遠くにありてこそ』かもしれませんね。
また命日の九月に行ってきます。

その内の蕎麦打ちでお伺いしましょうか。
秋田から買ってきましたから。。。
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プロフィール

蕎麦打ち

Author:蕎麦打ち
ヨーロッパでは『JAPAN』といえば漆器の事です。
実家の亡き父が漆器職人・継いだ兄が伝統工芸士の環境に育ち、伝統と文化を愛しつつ、新しい事やチャレンジも好きな日本のどこにでもいるサラリーマンです。
その日常を【市井の人】として、平均的中年お父さんの目線から、好きな事や興味がある事を中心に綴ります。
デジカメ:RICOH
GR LENS A12 28mm F2.5
LENS A16 24-85mm F3.5-5.5
CX3
GR LENS A12 50mm何時か欲しい
携帯:PANA

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