いつか書こうと思っていた戦争への想い

Category : 市井の人
会社の後輩が『孫へ伝える事』の主旨でブログ投稿しており、いつかはとは想っていたので触発されました。

又 この投稿への同年のO社長コメントが、木下恵介監督テレビ作品「記念樹(42年前)」の歌詞『桜の苗が大きく育つころ・・・』の内容で、確か戦争孤児院が舞台でした。

昨年の11月にそば旅行の幹事でしたので、長岡の山本五十六記念館を企画・見学しました。
海軍軍属だった父へのお土産で、館内は写真撮影禁止だった事もあり展示図録を買った次第です。
山本五十六記念館展示図録
受付の山崎さんにお聞きしたら海軍関係者ご遺族の聖地の一つのようで、全国から見学に来られ涙を流される方も多くいらっしゃるとの事でした。

12月には広島に行き途中原爆ドームを初めてこの眼で見ました。
朝のドーム
日本人以上に戦争の歴史が長い中国系と思われる人が、写真撮影していたのを強烈に覚えています。

私は戦後10年の昭和30年生まれで、当然父母は戦時体験者です。
父は目が悪いこともあり兵役は免れましたが、空爆用爆弾の仕上げ塗装の仕事を横須賀の海軍工廠でしていたとの事です。
広島や呉など、主要な海軍基地はほとんど出張で行ったようです。
多くの仲間がアメリカの空襲や機銃掃射で亡くなり、つらい想いでが沢山のようで決して自らは話しません。
91歳の高齢の今『死ぬ事は怖くない!!』とはっきり断言しているのも、そういう体験からもあると思います。

母は25歳未満の女子が動員された、『女子挺身隊』で関東のどこかの軍需工場に従事していたようです。
当時はまだ食べ盛りの年代で、『夜中にお腹が減って眠れなかった。』と聞きました。
私の両親がそうであるように、子供達に戦争体験を自慢げに話す父母の例は、ほとんど聞いた事がありません。  つらく悲しい事は、可愛いわが子には言いたくないのでしょう。

最近のイスラエルの無差別攻撃やはたまたタクシー強盗のNEWSを見る度に、子供を育てるのは学校の情操教育や歴史教育だけでは不足しています。
心身の痛みを知らない人は、ちょっとの事でも無防備な相手や弱者を攻撃します。
電車の優先席付近でも、携帯をいじるのは若者だけでなく年配の方も多くいます。

家庭・親族や地域からの身近な教えの重要性を痛感します。
過去のボランティア活動で家庭に事情のある小学生や、心身に傷をおった経験のある中学生と出会う機会がありました。 蕎麦打ち体験や食べる時の笑顔が忘れられません。
人との出会いや体験する事の重要性を再認識させられました。

日本人の戦争体験の歴史・愚かさを子孫に引き継ぐ事は、『戦争反対』だけでなく、最近のモラル低下防止や人間形成にも通じると思います。
戦時経験者を父母に持つ我々世代の義務と強く思っています。

Comment

No title

戦争は絶対に避けなくてはならないと心から思います。
広島の原爆ドームには、二回、行った事があります。
あまりに、悲惨です・・。

日本人は戦争の事を深く反省しています。
それはそれで、素晴らしい事だけど、あまりに謙虚すぎるのではないかとも感じます。
日本人の特徴は勤勉・正直だと思います。過去の反省ばかりではなく、日本人の資質や誇りも、これからの子供達にもっと伝えなくてはならないと実感します。

MMさんへ

おはよう御座います。コメント有難う御座います。
確かに多くの日本人が反省しています。

ご存知とは思いますがNHKの放送で【プロジェクトX】という、戦後の荒廃から日本経済の発展を支えた、普通の企業人を取り上げたドキュメント番組がありました。
まさしく日本人の勤勉さや愚直なまでの正直さが一つのテーマになっており、多くのサラリーマンに支持されました。
今の年金世代や定年を迎えつつある団塊の方々が主役でした。

こういう方々が現在のそば会メンバーに多く、多少の時間的余裕をボランティアや地域活動に向けています。
自分達の経験を伝える方法は、出来る範囲の中で色々あると思っています。

戦争におもう・・・

正に、私の父・母は、昭和27年・28年産まれの戦後に生まれた両親です。なので蕎麦打ちさんと同年代と言う事になります。
その親たち、私にとっての祖父母は戦争体験者でもあります。
母方の祖父は軍医として、父方の祖父は確か陸軍軍曹として、ガダルカナル島まで行き、ビルマで終戦を迎えたと聞いています。

そんな祖父母は、確かに戦争の時の話は自らはしません。聞いてはいけない気もどこかでしています。

あいにく父方の祖父母は既になくなりましたが、母方の祖父母は90歳と80歳と今も元気に暮らしております。

そんな祖父母がいたから、自分が今存在しているわけで・・・
日々のニュースや、イスラエルの空爆などを簡単にTVで流れている状況が不自然と感じます。

親となった今、子供を戦場へ送りださなければならなかった時代。その時の親の気持ち子の気持ち、思えば胸が締め付けられます。

本当に戦争はしちゃいけない。どんな理由であれ・・・・

No title

寅年母ちゃん有難う御座います。
ちょっと重たい投稿となってしまいました。

個人ブログだからこそ書ける内容で、今 生きている父母の為にも何か残そうと思っていました。

娘が4月から社会人となります。一応は親としての責任は果たしました。
今だから出来る事を、何とか自分なりにやろうと思っています。

No title

こんにちは♪
戦争。漢字にしたらたった2文字。でも、とっても深く・重たい事柄ですよね。
私はもちろん体験などしていなくて、教科書や海外の紛争などをTVで観ているだけです。戦争って、なんでするのか意味がわかりません。小さい時から思っていますが、今も。やってる人は、意味がある!と思っているのでしょうか。人が死ぬってことの意味。生まれてきたことの意味。私は自分が生まれてきたのは意味があると思っています。(いろんな事故に何度遭っても生きているものですからv-81ははは♪)誰のために何をするためか、なんて分かりませんがv-22・・・。他人に、意味もなく殺されていい人なんていませんよね。
細かい大人の事情(国の事情)なんて分からないけど、やっていいこと、やってはならないこと。それくらいわかってよね、大人(国)。自分も含めて。
自分に子供ができたら・・・。戦争があったことも伝えるけど、他人を思いやり、心のやさしいコに育ってくれたら・・・いいなぁv-22

234さん有難う御座います

若い世代の方々は、若いなりの伝え方があるんですね。

昨日、兵庫で例の資料を紹介し、好評でしたよ。(淡路島より)
非公開コメント

プロフィール

蕎麦打ち

Author:蕎麦打ち
ヨーロッパでは『JAPAN』といえば漆器の事です。
実家の亡き父が漆器職人・継いだ兄が伝統工芸士の環境に育ち、伝統と文化を愛しつつ、新しい事やチャレンジも好きな日本のどこにでもいるサラリーマンです。
その日常を【市井の人】として、平均的中年お父さんの目線から、好きな事や興味がある事を中心に綴ります。
デジカメ:RICOH
GR LENS A12 28mm F2.5
LENS A16 24-85mm F3.5-5.5
CX3
GR LENS A12 50mm何時か欲しい
携帯:PANA

最新記事
最新コメント
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
月別アーカイブ