感謝の心 おすそ分け編

Category : 感謝の心編
先週月曜日から継続していた【感謝の心シリーズ】、一旦は本日終了させて頂きます。


一昨日の土曜日午前中三時間は私がメイン講師となり、若手営業への研修でした。

いきものがかり ありがとう のBGM付きの 自作の感謝の心のPPT画像も使いました。
   ↑  をクリックすると、BGMになります。


テーマの一つは 正しく『感謝の心』を考える。
そして自然に発せられる『有難う御座います。』の心とは。

営業マンとしてだけでなく、人間 特に日本人には欠かせない礼儀です。

お客様から 見積もりを頂戴し、発注書を頂戴し、無事納入させて頂き、最後に集金させて頂き、継続して次の物件情報のお話しを頂きます。

そして社内の事務や業務のスタッフへもそうですし、メーカーさんや多くの仕入先からもお世話になります。

時にはお茶やお菓子に、食事までご馳走になる時が多々あります。

もし『有難う御座います。』の言葉を自然と言えない営業がもしいたなら、『営業失格!!』とまで言いました。

そして、出席者全員に『有難う御座います。』の言葉を言う習慣は誰から教わったかを、あえて聞きました。
答えは、両親・部活の先輩・バイトの先輩と三者三様でした。


私自身を振り返ってみます。

私が『有難う御座います。』の心=(イコール)感謝の心を教わったのは、両親や家族の日常的な振舞いや言動からでした。


幼少時代からの18年間の秋田で育まれた私の本質は、多分 『おすそ分け』の心が平均的日本人よりもやや多いかもしれません。

秋田の実家では、『おもてなし』にも通じる『おすそ分け文化』が強く残っていました。
自宅で食べきれない食材は、分かち合うのです。
(当時 冷蔵庫が発達していない背景もあったかもしれません。)

しかも自然豊かな実家の町は、人が汗を出せば、自然・天然の恵みを無料で享受出来ました。
色々な名人がいました。

春:雪解けの山からは旬の山菜が採れます。
夏:自然豊かな奥羽山脈からの恵みのより、天然物の鮎やイワナが獲れます。
秋:それこそ 今では高級品の松茸や天然シメジが、キノコ採り名人によってわんさか。
冬:秋に仕込んだ自家製漬物。野山の野ウサギや渡り鳥等。正しく今で言う ジビエ料理。

夕方の夕食準備前の時間帯になると、実家のご近所・親戚に知人友人が色々な旬の物を、我が家におすそ分けとして持ってきて下さるのです。

それを母は夕食時に家族全員が、『何処何処さんの何某さんから頂戴した、何処何処から採れた・獲った 何をこう料理した。』と説明します。

そうしないと、家族の誰かが町中を歩いていて、ご近所・親戚に知人友人と会った際の挨拶で、もし頂戴した物があった方なら。

『あの時のあれは、家族全員が美味しく頂戴しました。』・『有難う御座いました。』

そうして日本人の礼儀として恥をかくと、教えられ育ってきました。

両親や兄姉がそういう振舞いをしますから、『有難う御座います。』の言葉が子供心から自然と刷り込まれていました。


そして実家には町内や県内だけでなく、会津や東京からの漆器関連の仕入先や取引先も出入りしていました。
ですから職人の家に生まれ育ちましたが、半分は商人の家で育ったような生い立ちです。

私の『感謝の心』と『有難う御座います。』と素直に言える心は、こうして育まれたんです。

ですから、余り物をおすそ分けするのではなく、自分が美味しい。きっとこれをプレゼントしたら喜ぶだろう。
という物を、金額とか損得を考えず しかも相手の迷惑も考えずに、つい贈ってしまうある意味悪癖も身に付きました。


さて 基で 研修の途中休憩の時間に、先週28日に【感謝の心 茶畑編】で紹介した 江戸屋弘東園さんの芋ようかんを、私の好意でおすそ分けの心で食べてもらいました。
当然 新茶も一緒に供しました。


皆さん 自然素材100%・無添加の味には、皆さんからは『美味しいとの感想』でした。

20160702おすそ分け
 
器の割に 芋ようかんの数は小さくて少なかったのですが、おすそ分けですから致し方ありません。



今 住む地区は40年近く住む方が多い、新興住宅地の吉川市でもやや古い地名や町名が残る土地です。
『ネイティブ原住民が多い。』と揶揄されるほどの、市内で間違いなく100年以上続く、実家や本家がある方のご子孫が多くいます。

12年前の8月に現在の住まいに越してきた際は、最初は緊張しておりました。

皆さんからのおすそ分けを頂戴し、こちらも返礼させてもらった事で距離が縮まりました。

そして ご近所さんからの気さくなご挨拶で すんなりと受け入れてもらいました。


おすそ分け文化は、近隣との距離をあっと言う間に短縮できる文化でもあります。


『おすそ分け文化』 でネット検索すると、おすそわけ倶楽部 という、サイトにヒットします。

おすそわけ倶楽部 logo

HP TOP画面は、『おすそわけは幸せを分け合うことです』
サイト運営事業主:一般社団法人おすそわけの会

引用させて頂くと、
おすそわけとは、自分が作ったものやもらったものを他の人に分けることをいいます。
それは、使い切れないとか食べきれないから余ってしまうので、ということではありません。
余分な消費や蓄積を慎み、自らの分をほどほどにして、裾を(切りつめて他人に)分ける。
自分が働いて手に入れたものでも、自分だけの力で得たものではなく、自然や社会からのいただきものです。
そういう感謝の気持ちがあって、それを自分だけでいただくのはもったいないのでその一部(裾)を他の人に差し上げる。
そして、その人に喜んでもらって自分と喜びを分かち合うことにより仕合せ(幸せ)であることを実感する。
おすそわけがお福分けと言われるのもそのためです。 (以下 省略)


ボランティア活動は、こう言われています。
『自分の余った時間を見返りを求めず、人様に無償で提供する事。』

おすそ分け そのものです。

若い時は 時間的にも・精神的にも・経済的にも余裕なく、おすそ分けをさせて頂く心の余裕は少なかったと思います。

現在は子も社会人となり、贅沢をしなければ多少なりとも余裕はあります。

今後も 出来る範囲の中で、おすそ分けを続けていこうと考えています。

『故郷の 父母から子へ おすそ分け』

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プロフィール

蕎麦打ち

Author:蕎麦打ち
ヨーロッパでは『JAPAN』といえば漆器の事です。
実家の亡き父が漆器職人・継いだ兄が伝統工芸士の環境に育ち、伝統と文化を愛しつつ、新しい事やチャレンジも好きな日本のどこにでもいるサラリーマンです。
その日常を【市井の人】として、平均的中年お父さんの目線から、好きな事や興味がある事を中心に綴ります。
デジカメ:RICOH
GR LENS A12 28mm F2.5
LENS A16 24-85mm F3.5-5.5
CX3
GR LENS A12 50mm何時か欲しい
携帯:PANA

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